- ●宗派:曹洞宗
- ●由緒・縁起:承応二年(一六五三年)知多郡古見真言宗妙楽寺の末寺であった。知多郡寺本城主花井播磨守 家臣堀田与右エ門が開基であったが、知多郡の豪農富田彦兵衛が和泉新田を開発してその一族と共に在住し富田山源盛院を曹洞宗に改宗その開基となり知多郡古見龍雲院の末寺となる。
- ●本尊:釈迦牟尼佛
- ●年中行事:一月大般若法要、三月彼岸永代経、八月盆施食法要、九月彼岸永代経法要並に開山忌
- ●歴代住職:開山転智愚耕、二世大空了本、三世大還喝音、四世大麟義鳳、五世一山泰存、六世頴峯義明、七世大井頓乘、八世大洞仙乘、九世崑山大玉、十世天外寂照、十一世石法太淳、十二世大道宗乘、十三世得髄貫道、十四世天領燈外、十五世長安驀道、十六世感外大応、十七世大童延三、十八世祥峯義孝、十九世祥岳義英(現在)
- ●壇信徒:檀家数六十一
- ●来歴:
・承応二年和泉新田開発
・明暦二年(一六五六年) 知多郡より移転
・元禄十五年(一七〇二年) 知多郡古見(現在知多市)、古見龍雲院 末寺となり曹洞宗に改宗 開基富田彦兵衛寄進寺領田地二丁宅地等あったが戦後農地開放によって境内地のみとなった。
・昭和二十一年 五月火災により本堂庫裡等焼失
・昭和二十三年 現在の本堂建立
・昭和三十四年 伊勢湾台風により山門その他諸堂流失
・昭和四十一年 庫裡再建
・平成三年 書院建立
・平成六年 開山堂位牌堂建立
・平成十五年 現住職義英 晋山式
- ●その他:
盆施食会には多数の参詣者があって露店が出たという。(古老の話)
前住職により盆踊りを始めて若い人達が練習し三年程つづいたが村が盛大に実施するようになったので中止した。
- ●その他:
松尾芭蕉の句碑がある。